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テルチッチ 新ヴィンテージ所感

前回のヴィエディロマンスに引き続き、ジャンフランコの愛弟子・マティアス=テルチッチのワインです。  ご存知の方は少ないと思いますが、テルチッチはコッリオの生産者で規模は小さく(各ワインの平均生産本数は3000-5000本の間…(@_@))、丁寧なワイン造り、そして、ジャンフランコにインスパイアされた、ヴィエディロマンス哲学をコッリオのテロワールで実現を目指している、ひじょうに素晴らしい生産者でもあります。  

テルチッチのワインも、ヴィエディロマンス同様、他のワイナリーよりも出荷が1年遅く、今年は2013年のワインをリリースします。よって、少し落ち着いたワインとして出荷されています。これって、消費者にとっては本当に嬉しくて重要な事ですよね!(^^)!
Matiaz Tercic
コッリオの天使・マティアス

造っている白ワインは、ブレンドのヴィノデッリオルティ(マルバジア・フリウラーノ)、リボッラジャッラ、シャルドネ、ピノグリージョ、フリウラーノ、ソービニョン。 そして、クリュラインが3種類有って、ダル(ピノグリージョ)、シェメン(ソービニョン)、プランタ(シャルドネ)、です。 赤ワインはメルロ100%で、ベースのメルロとクリュのセメで、セメは優良な収穫年にしかリリースしない、素晴らしいメルロです。 この蔵のメルロは、ジャンフランコでさえ羨むほどの味わいを持っています!
Gen 8 2015-1
素晴らしかったオルティ12年とラベル違い13年

Gen 8 2015-2
全ラベルがマイナーチェンジしました!

Gen 8 2015-3
リリースされるクリュライン(13年はシェメンが有りません)

2013年のワインですが、ヴィエディロマンス同様に白ブドウに対しては収穫が素晴らしかったので、どのワインも厚みがあって複雑です。コッリオは良い出来の年は、ワインのポテンシャルが高く、平地のイソンゾ(ヴィエディロマンスの有るエリア)、よりもずっと硬質なミネラル主体のワインとなります。また、果実味と酸味のレベルも上がるので、少し熟成が必要となります。

今回、特に素晴らしかったワイン、実は1年熟成されたオルティの2012年でした。これ、まだ日本に未輸入でして、今年の夏あたりに輸入されると思いますが、それはもう凄いです! オルティは私の中では、上質なシャブリをいつも思い起こさせるワインなのですが、いつも以上の状態になっています!(^^)!  そして、ピノグリージョ13年、これはヴィエディロマンスでもピノグリが良かったので、13年のヴァラエタルで最初に飲み頃が来るのは、この品種だと思います。  また、ついにリリースされるメルロのクリュ・セメ! 11年ヴィンテージですが、これもエレガントの極みがあり、マジで美味しいです(セミは03・08、以来の久々リリース)。 このワイン、多少値が張っても、買う価値が絶対有ります!  コッリオの天使・マティアス、彼の心の籠った優しいワインをぜひ味わって欲しいです!!
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ヴィエディロマンスの新ヴィンテージ所感

日本に戻り数日が経過し、時差ボケもほぼ解消、生活のリズムも取り戻しつつあります。帰国日は雨が降っていたので更に寒く感じたのですが、それ以降は天気も良くてイタリアと同様、比較的に暖かいような気がします。このままな感じで、次のイタリア出発の3月中旬まで安定して欲しいですね!

今回からお約束のワイナリー訪問レポートを始めます。1回目はヴィエディロマンスで試飲をした新しいヴィンテージの感想を書いておきます。各ワインの詳細は3月発売のリアルワインガイド誌に書きますので(出し惜しみ・・・😅)、こちらでは全体的なイメージに留めておきます。

2013年は春先から雨も多く、収穫期も後半で天候が崩れ、赤葡萄よりも白葡萄の方が良いものが取れた年です。それも勿論、一括りにはできなのですが、出来上がったヴィエディロマンスの2013年ワインは、ジャンフランコも言っておりましたが「なかなか良い物」です。

私は数年前から無理を言って、1月のイタリア滞在中にリリース前のワインを試飲させてもらっていますが、この状態で試飲するワインは味の判別がかなり難しいです。分かり易く言えば、ポテンシャルをどのように判断するか、だけです。前にも書いたように、GFGが良い物、という位ですからポテンシャルはひじょうに高いです!!

7 Gen 2015 VDR-1
試飲したワインの数はボトルで10本、バレル試飲で8種でした。ボトルで特に良かった物は、ヴィエリス(ソービニョン・樽熟成)とデッシミス(ピノグリージョ)です。そしてドゥットウンですが、これは1年瓶熟成が長い2012年ですから、他のワインとは異なるステージです(2010年以降、この時期に飲むドゥットウンは本当に素晴らしく、瓶熟成の重要性を感じさせられる)。

ヴィエリスはひじょうに複雑で厚みがあり完成形に近いです、そして、デッシミスはロゼのように色が濃く、すでに味わいが出ております。この2本は現状で90点以上を付けていますので、今後の熟成で更に良くなることでしょう。ドゥットウンはトップクラスのリースリングのようなイメージを抱かせるワインです!

と言う事で、今年リリースされるワイン、品質は勿論素晴らしいのですが、ポテンシャルがひじょうに高いです(超熟型)! ワインのリリースは、おそらく5月以降だと思うのですが、リリース直後はホールドして、夏以降に飲んでください。その方がよりワインの美味しさを感じられます😄

最後にワイナリーの新しい仲間・テキーラの画像をアップしておきます。会長の膝の上で寝そうです、本当に可愛いヤンチャな娘さんでした!
7 Gen 2015 VDR-2



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1年の計は元旦にあり

2015年1月1日、先ずは皆様、新年明けましておめでとうございます! 昨年12月に、2015年はブログ更新を頑張ろう、と、誓っておりますから、元旦から始めることにしました。 

昨年の年越しはスヴェレートで、イタリア人、ベルギー人、フランス人、ドイツ人、と多国籍な感じで過ごしましたが、2014年はイタリア在住の日本人カップルをモンテスクダイオにお呼びして過ごしました。 彼らはマリーナディビッボーナの”ラ・ピネータ”というリストランで働いています。彼の方はもうイタリア在住10年以上で、ピネータの仕事も随分と長い筈、彼女はパディシエを目指し、パン屋やパスティチェッリアで経験を積んで、今のピネータで料理とドルチェも担当しています。 

久々の来客で料理は私のリクエストを2品、会長特製のラザニアとティラミスを作ってもらいました。日本でも食べたことのある友人も居るのですが、会長のこの2品、レストランレベルで美味しいです・・・😄 
31 Dic 2014-5

料理は前菜盛り合わせ、ラザニア、メイン2種(ヴィテッロ、コテキーノ)、ドルチェ(ティラミス)でした。短い準備時間でしたが、どのお皿もかなり美味しかったです・・・😄 さすがにG会長の料理は美味です!
31 Dic 2014-2
ティラミスは途中の画像を載せましたが、会長はサボイヤルディをしっかりと使います!
31 Dic 2014-3
絶品のラザニア…😄
31 Dic 2014-4
イタリアの伝統・コテキーノとレンティッケ

ワインは私が飲みたい物を選び、白はヴィエディロマンスをレア系を2種、赤はカベルネベースの少し古いヴィンテージを2種です。乾杯にフェッラーリのペルレ・マグマムの2000年、年越しの乾杯にはマンザーネの20・10、2013年で祝杯を挙げた次第です。  それでは、抜栓した順番に感想を書いて行きますので読んでください!

31 Dic 2014-1

ペルレのマグマム、2000年ヴィンテージで、デゴジュモンが2006年、トータル熟成が14年(瓶熟成が8年)ですが、ひじょうに状態が良くて驚きました。熟成した上質なシャンパーニュと言っても、誰も文句は言わないでしょう、それほど美味しかったです😄 抜栓して良かったです!!

プリンフレート2005年、知る人ぞ知る、ヴィエディロマンスのリースリングですが、今は瓶詰めをしていない幻化したワインですね。生産量も年産1200本前後とひじょうに少なく、最もレア度の高いワインでもあります。少しコルクが浮いていて心配していたのですが、ワイン自体にはほぼ問題がなく、リースリングらしいミネラル香がよく出ていました。思っていた以上に果実味がしっかりとあり、ひじょうに美味しかったです。

ドゥットウン2006年、これも生産量が少なく、ワイナリーでは最上のキュベと位置付けているので入手が困難なワイン。ひじょうに厚みのあるワインで、ジャンフランコも長期熟成を視野に入れて醸造しています。8年の熟成ですが、まだまだパワフルで力強い! 熟成感が出るまで、あと何年掛かるのかな・・・、という感じです。

パレオロッソ1997年、パレオロッソは98年までサンジョベーゼが10%ブレンドされています、よって近年のワインよりも酸度が少し高い感じがあり、これもかなりエレガントニュアンスが出ています。17年の熟成を経ていますが、思ったよりも熟成感は出ていません。 まだ味わいがしっかりで、バランスはかなり良くなっていて、飲んでいて美味しさを感じます。 迷って97年にしたのですが、前後のヴィンテージも抜栓したくなりましたねぇ・・・😄

モンスクラパーデ1992年、これは22年の熟成ですね! 何時抜栓しようか、ずっと考えていたワインで、このタイミングで飲めて良かった、が正直な感想です。個人的には熟成赤ワインはそれほど好まないのですが、まだ果実味があり、タンニンも完全に溶けていませんでした。 私のワイン原点の1つであるフリウリ州、特にボルドーブレンドのワインに注視した時期(90年代の終わりですが)があり、その当時からドリーゴのこのワインは好きでした、よって、結構飲む機会も多かったのですが、この92年はひじょうに良かったです。 実際、イタリアの92年は完全なオフヴィンテージと言われていますが、このワインからはそんなネガティブな要素が全く感じられませんでした。 

レチナイオ1999年、15年熟成ですが、熟成感、殆ど有りません! まだまだしっかりとした甘みと酸味、味わい濃いです! これでは何時までホールドするのか、考えしまいました😅  20・10は先日も飲みましたが、変わらずに本当に美味しかったです😄 これ、プロセッコの域は越えています!

と言う事で、2015年もよろしくお願いします!

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熟成ワインを飲む会 (番外・川頭塾)

忘年会の一環として14日はマニフィコで熟成ワインの会を主催しました。 レストランの紹介ばかりではなく、たまにはワインのコメントもしておきます! 連夜の宴席で、かなり良いワインも飲んでいますので、コメントも色々としておきたく思ます。

今回はイタリアより持ち帰っている熟成ワインを飲んだのですが、個人的にも改めて良い経験となりました。 以下、抜栓したワインの画像ですが、白はサンタアントニオ・ソアベ・モンテチェリアーニ2005、の2本。 赤はカルチナイア・チェルビオーロ・ビアンコ1999、モローナ・ヴィニャアルタ1998、ヴァラルド・バルバレスコ1999、カデルヴィスポ・クルター2001、ヴァラルド・バローロ2001、の4本です。

14 Dic 2014-1 Magnifico

モンテチェリアーニ2005年、9年の熟成を経ておりまして、日本で抜栓するのは2回目。以前に飲んだ時もひじょうに良いバランスで果実味も十分、酸もしっかりとしていて、軽く見られがちなソアベの概念を覆す、と言っても良いくらいです。色はひじょうにキレイなゴールド、非の打ちどころの無い熟成ワインだと思います。 おそらく手持ちはこれで終わりなので、あと1本見つけたら3年くらい追熟成をさせたいです! 参加者全員が驚愕のソアベでした・・・。

チェルビオーロビアンコ1999年、こちらも強いゴールド、15年経過していますから、かなり熟成は進んでいます。イタリアのストックがまだあるのですが、個人的には熟成が進み過ぎていて過熟感が強く、ひじょうにドライな余韻が長いです。 もう少し果実味がある時点で飲んだ方が良かった、と、このワインを飲むたびに思います(@_@)  同席者の中にはこのタイプの熟成ワインを好む方も居りまして、評価は概ね良かったのが救いです!

ヴィニャアルタ1998年、ひじょうにキレイに熟成をしていますから、味わいは抜群に良いです!97年から99年の3ヴィンテージはモローナの黄金の3年間で、順番を付けると99-97-98、なので中では弱い年ですが、それでも素晴らしい状態で、上質なサンジョベーゼを感じることが出来ました。 モローナのアルタの畑は、グロッソを植えていますのでブルネッロと言っても過言ではないレベルです。 当時の事を思い出し感慨深いワインでした。

ヴァラルドの2つのワイン、バルバレスコとバローロ・・・、殆ど忘れていたワインですが、いざ飲んでみると素晴らしい状態、味わいでした! ヴィンテージも良好で、ワインの状態も良かったのですが、特にバローロが良くて驚きましたよ。。。 この蔵は色々な問題が有って、エージェントは数年で辞めてしまいましたが、熟成したこれらのワインは素晴らしい物です。

カデルヴィスポのクルター2001年、この蔵も仕事はしておりませんが、まだワインの事を今ほど分かっていなかった90年代の後半に仕事をしていたことを思い出します。ワイナリーのオーナーだったロベルトは来日経験も有り、当時を思い出すと懐かしさが込み上げます。 ヴィンテージも素晴らしく、抜栓直後は硬さが目立つメルロでしたが、1時間経過した辺りから香り・味わいが開きました。 ロベルトは数年前に事故死してしまったのですが、残念でなりません。。。 改めて故人の冥福を祈りたく思います。

今回抜栓した熟成ワイン、全て状態が良くて参加者も大満足・・・でした!(^^)! 今回の経験から言える事は、白は10年以内、赤は10年以上(15年くらいかなぁ…)、で、飲んで見ることが良いでしょうか!

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イートワイントヤマ2014

思い返せば私が富山に初めて行ったのは、もう10年以上前になるででょうか・・。 当時、お付き合いの有った酒屋さん主催のワインイベントで、イタリアから初来日していた”バディア・ディ・モローナ”のオーナー・フィリッポ=ガスリーニとの同行営業だった筈です。 その時に、イートワイントヤマで主催に回っている皆様、出展されている飲食店の皆様と、仕事が終わった後の夜中に、座を囲んでワインを飲んで色々とお話をした記憶が今でも鮮明に残っております、懐かしいです。。。 私の富山イタリアワインの原点です!

それから度々、富山を訪れるようになり、2011年に初開催された”イートワイントヤマ”に呼ばれました。こちらのサイトから詳しい内容や歴史を見ることが出来ますのでご覧ください。   http://eatwine.org/    私も第1回目のゲストとして慣れない「トークショー」なるものに出させて頂きました・・・(^O^)

今年は2011年以来のイベント参加で、ワインブースにて来場者へのワインサービスをさせて頂きましたが、年々来場者も増え続け、今では北陸で最大のワイン(食)イベントに成長しております。今年も2000人以上の来場者が有ったそうです、いやぁ、素晴らしい事ですよ! 

来年は北陸新幹線も開通しますから、より北陸への旅行がしやすくなると思いますので、次回は関東地方からの参加者が増えるかもしれませんね~。。。 会場の様子を載せておきますが、まだ早い時間でそれ程の人出では有りません。 

Eatwine 2014-1

Eatwine 2014-2

長丁場ですが美味しいものが有りますし、楽しいイベントですから、また来年も参加できるようにしますよ!!

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2014年夏・帰国を前にポッジョピアノ訪問

さて、前回のブログアップから10日程経ち、日本への帰国を控えておりますがサンカッシャーノのポッジョピアノを訪問してきました。収穫を直前に控え、思ったよりも葡萄の状態も良く一安心です。 9月に入ってからはトスカーナに居る限り、天候も安定しておりこのままなら結構良い収穫になるのではないか・・・と思っております。 最も心配しているのは北イタリアの葡萄の状態ですが、アルトアディジェ・ボルザーノからの連絡では、標高の高い畑は全く問題がなく葡萄の熟成が進んでいるとの事。白ワインは期待しても良いそうです。また、ピエモンテはロエロ・モンキエロからの連絡でも状況は悪く無い、との事。 他のエリアはどうなんでしょうか? 正確な情報収集はまだしておりませんので心配はしておりますが・・・。 

画像は収穫を控えたサンジョベーゼです。実食をしましたが糖度が僅かに低いだけで、果汁も適量でタンニンの熟成はしっかりとしていました。これなら大丈夫、だと思います!
Poggiopiano 2014-2

そしてポッジョピアノの3代に渡るオーナー達です。 3人集まっている機会が少ないので、このような写真は初めてだと思います! 向かって私の左側、ポッジョピアノを設立した初代オーナー・ジュゼッペ=バルトリ翁、御年82歳ですがまだまだ元気です。ワイナリーが出来た後,ワインをリリースしてから直ぐのお付き合いですから、もう15年以上・・・ですね、ビックリです! 左端はジュゼッペ翁の長男・現オーナーのステファノ、アグロノモとしてずっと畑仕事をしています。 右端はポッジョピアノの次代を担うジョバンニです。ジョバンニはステファノの弟・アレッサンドロ(来日経験有り)の長男でワイナリーのオーナーとしての仕事を叔父さんから勉強中です(もちろん、畑仕事もですよ)。祖父から孫へ情熱と伝統が受け継がれている素晴らしいワイナリーですよね・・・!!
Poggiopiano 2014-1

おまけの画像ですが、サンカッシャーノからの帰路、会長のリクエストでフィレンツェに寄ってランプレドットのパニーニを頂きました。 数有る屋台の中で、私たちが一番好きなのは”ポルタ・サンフレディアーノ”に出ています。多分、フィレンツェ中のランプレドット屋台は食したと思うのですが、ここの味付けが一番好きです!
Firenze 2014-1

さてと、2014年・イタリアの夏も終わり、これから日本への帰国の準備に入りま〜す・・・😃😃😃  







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古酒を楽しむ会 亀戸・メゼババ

またまた、久々のブログ更新です! 毎日は無理…としても、やっぱり週一回は…ですよねぇ、すいません。

5月に地元・亀戸のメゼババで仲間内で集まった時に決めた、古酒の会を実開催しました!総勢10名、各々ワインを持参した訳ですが、ひじょうに楽しい晩餐となりました。古酒はなかなか抜栓のタイミングが難しいですし、同一ワインの同一ヴィンテージを複数本持っている人なんて、それほど多くは無いのでしょうからそれなりの思いを持ってワインを選ばれたと思います。

私が持って行ったワインですが、イタリアからの持ち帰りで、カルチナイアのトップキュベ・チェルビオーロのロッソ・ビアンコ、両ワイン共に99年です。ロッソは澱が多く、事前にメゼババへと持って行きました。

27 Luglio 2014-1

まずビアンコ99の感想ですが、この数年内で抜栓した99年の中では、酸味と果実味のバランスがまだ取れていて、酸化も大して進んではいなくて、ひじょうに美味しかったです。 やはり、この点、10年以上熟成をした(イタリアの)白ワインはボトル差が有ることを実感します。。。

ロッソ99ですが、早めに持って行って澱を落としておいたのが良かったのか、ひじょうに良い状態で飲むことが出来ました。古酒は落ち着いた状態に持って行くことの大切さを実感です。 また、ワインは15年経過している訳ですが、熟成感は大して有りませんでした。まだまだパワフルでタンニンも強く、あと何年くらいすれば、タンニンなども熟れてくるのか楽しみです!一度、ロッソは96年から01年くらいまでの垂直が出来れば面白いと感じた次第です。。。 これ、実現は十分に可能なので今年の秋くらいに検討したく思います。

あと、同席したアルトリヴェッロの伊東社長が、ビアンコ91を持参してくれました! なんと、この91年、99年よりも若さを感じられるくらい美味しかったです!! 果実味も十分で酸が際立ち、第一印象は”アルトアディジェの白”、でした。ひじょうに素晴らしいワインで、あと3-5年熟成したものを飲んでみたいです。 セリオ翁にお願いしてみようかな・・・!(^^)!

27 Luglio 2014-2

高山シェフの料理も素晴らしく、特にフレッシュトマトのスパゲッティ、ハトの煮込みは絶品でした! スパゲッティは麺が太く、食べ応えと上質な小麦の味わいが堪能できます。 メゼババ、カウンターのみの小さなお店なので、予約を取るのが難しくなっております。。。 個人的にはこんなお店がご近所に有ることの素晴らしさを改めて感じ入った古酒の会でした。
27 Luglio 2014-3

27 Luglio 2014-4

参加された皆様が持参されたワインも個性派揃いで、ワインを出す順番に苦心しましたが、私なりに満足はしております。また、次回の晩餐を楽しみにしております!!

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ヴィニタリー4日目(最終日)

ヴィニタリーレポートも最後になりました! ここまで来るのも長い道のり(笑)でしたが、久々にやり遂げ感があります。まぁ、書きたいことは沢山有るので飽きずに続けて行きますので、気長にお付き合いください。 最終日は少しリラックスで周りましたのでパートは分かれません。。。

1. ラ・ディステーザ(マルケ)
2. モンキエロカルボーネ(ピエモンテ)
3. ラ・モンテッキア(ヴェネト)
4. バディアディモローナ(トスカーナ)
5. サンドロファイ(ロンバルディア)
6. ヴィッラディコルロ(エミリアロマーニャ)
7. マッシモ・アレッサンドリ(リグーリア)

1.ディステーザ、今年は自然派ワイン専門のパビリオンに出展していて、こちらの会場は凄い人の入りでビックリです!未だにこれだけの人数が”自然派ワイン”に興味を持って来ている事に、まだまだ”自然派”のジャンルが廃れていないと実感しました。。。 今年のリリースはシルバーテ2013、エリミ2012、ヌル2012、ノチェンツィオ2012、です。例年だとエリミですが、このヴィンテージに限ってはシルバーテの良さが光ってました。12年の収穫全体が今一つで、その影響がエリミに完全に出ています。コラードも「エリミに使う葡萄は糖度が上がり過ぎた」と言ってましたし。 逆に例年だとビオ感(笑)満載のシルバーテが、ひじょうにキレイで美味しい! 改めて収穫年の大切さを感じた次第です。

2.モンキエロカルボーネ、何回かブースには顔出しをしてましたが、しっかりとした赤の試飲はこの日となりました。レグレット2012、モンビローネ2011、スルゥ2011、チェク2013、ですが、2011ヴィンテージの2つの赤、抜群に美味しいです!私にとってバルベーラの最上ワインは、このモンビローネなのですが、この11年は過去のワインと比しても最高の1本でしょうね。また、スルゥも同様に素晴らしかったです。リリースされたらぜひ飲んでみて下さい!
9 Apr 2014-1

3.モンテッキアはヴェネト州パドバにあるワイナリーで、地味ながらローカル色溢れるワインを造っています。また、このエリアのモスカートジャッロから作る、甘口と甘口の発泡酒(フィオールダランチョを名乗るもの)はイタリアでもかなり良いものに数えられています。 エリア的には知名度も有りませんし、ワインもハーバルな赤が多く、なかなか売るには難しいのですが、面白い地葡萄も有りますので、今後は注目をしても良いかと思います。  14種のワインを試飲しましたが、カルメネール2010年、メルロ・カベルネのブレンドワイン2種、ひじょうに良かったです。
9 Apr 2014-39 Apr 2014-8

4.バディアディモローナは、私が古くからエージェントをしているワイナリーの1つで、お付き合いも15年以上です。その間、マイナーチェンジ的なラベル変更は有りましたが、今年から全てのワインラベルをモデルチェンジしています! オーナーはジェノバの貴族・ガスリーニ家なのですが、彼らが所有している国宝級のお宝画像が、それぞれのモチーフになっていますが、やはり金持ちはやることが違います・・・(苦笑)。 特に良かったワイン、白のフェルチャイオ2013と赤のタネート2011でした。やはり、ここでも2011年ヴィンテージの良さが光っていましたよ! 
9 Apr 2014-29 Apr 2014-7

5.ファイへも2日名も顔出しですが、ヴァルテッリーナSPの畑違いを試飲しました。グリチネ・カモレイ・カルテリアの2011年です。まぁ、ワインはどれも完成度が高く、美味しいです! 残念なのは日本で畑違いの飲み比べが出来なことでしょうか・・・。

6.ヴィッラディコルロはランブルスコの優良な生産者です。ランブルスコは本当に良いのですが、今回はカベルネソービニョンから作られるベッラヴィータ2010年が良かったです。樹齢が若い葡萄から作るそうですが、バランスが良くてフルーティ、青さが無かったです。ランブルスコももう少し日本で伸びてほしいワインです。
9 Apr 2014-6

7.マッシモ・アレッサンドリ、初めてのブース訪問、ワインも初試飲です。彼とはヴィエディロマンスのブースで知り合いとなり、リグーリア州のワイナリーとは仕事をしていないので、ダメ元で行ったのですが、ワインはかなり美味しくて驚きました! 現オーナーのマッシモですが、家業が代々飲食経営で自分のレストランで使うワインの選定しているうちに、ヴィエディロマンスのワインを知り、ワインがあまりにも美味しくて、ジャンフランコと親交を結んだそうです。それから、家族で所有している葡萄畑をジャンフランコの指導で徐々に変えて行き、出来上がるワインの質が飛躍的に向上した、と、言ってました。 

白ブドウはヴェルメンティーノ・ピガート・ヴィオニエ・ロッサーヌを、赤ブドウはガルナッチャ・シラー・メルロ・カベルネ、を作っています。 まぁ、ここのワインは別の機会に詳しくお知らせが出来ると思っています。 試飲をしたのは6種類、ヴェルメンティーノ、ピガート2種、ブレンドの白、ガルナッチャ、赤のブレンド、です。 ピガートの古木から作る白2013年、赤のブレンド2011年(シラーとガルナッチャ)、驚くほど美味しいです!!
9 Apr 2014-5

以上、ヴィニタリー4日間の試飲レポートを終わりますが、最後の画像はカルチナイアのブースで食せる、イタリア最高のトリッパです!
9 Apr 2014-4

これを作るのはセリオ翁の奥さんのイザです。彼女は生粋のフォオレンティーナ(そして貴族)ですから、家族伝来の調理法でヴィニタリーの前に仕込み会場へ持参してくれます。 これを食べたら大抵のレストランで食するトリッパが、今一つなのを実感出来ます…!! さて、来年のヴィニタリーで、このトリッパを食することの出来る、日本人が居るのでしょうか。。。

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ヴィニタリー3日目 パート2

前回の続きで3日目の後半です! トスカーナとピエモンテはパビリオン続きになっていて移動は楽なのですが、来場者数がかなり多くて、通路を歩くのが本当に大変です。近年はシチリアやアルトアディジェなど、来場者が大幅増している州もありますが、やはりイタリアのワイン生産地を代表するのは、トスカーナとピエモンテですよね!!

6. サンファビアーノカルチナイア(トスカーナ)
7. ラ・フォルトゥーナ(トスカーナ)
8. サンジェルバジオ(トスカーナ)
9. ヴィッラピッロ(トスカーナ)
9. ペッケニーノ(ピエモンテ)
10. スカリオラ(ピエモンテ)

6.カルチナイアのブースへは、オーナー夫妻やスタッフとの親交の深さもあり、ほぼ毎日、顔出しします(美味しいものも食べられるので・・・笑)。 私がエージェントを務めるワイナリーでも、セリエAのユベントスみたいな位置づけなんですよ!ワインの品質、会社の経営方針、ワイナリーの立地、どれも超一流の看板を付けても、誰も文句は言わないと思います。

チェルビオーロビアンコ2011は、ソービニョンとシャルドネが50%とブレンド比率がかなり変わっています。トロピカルフルーツのニュアンスが強く、南イタリアの白っぽいです(笑)。ボリューミィで綺麗なワインでしょうか。 キャンティクラシコ2011、チェッロレ2010、の2つのキャンクラは、本当にレベルが高いです。チェッロレは今回のヴィニタリーのベスト赤ワインの1つですし、ベースの11年も相当に美味しいです。私は早くグランセレチオーネのラベルが付いたチェッロレを日本で飲みたいです・・・。 カベルネソービニョン2010とチェルビオーロロッソ2008は、現状では(おそらく)カベルネ由来のタニックな部分が強く出ていて要熟成と判断しています。これがこなれるまで、5年くらいは掛かるでしょうか。。。 とにかく、今年もカルチナイア、素晴らしかったです!!
8 Apr 2014 2-100
金枠も素晴らしい”グランセレチーネ” 高級感満載・・・!!

7.ラ・フォルトゥーナ、ワイナリーには誠に申し訳なかったのですが、数年ぶりの会場訪問となりました。ワインも新しい物が有ったり、息子が結婚していたり、と、色々なニュースを聞きました!アンジェロ、おめでとう!! ここはマニュウスと言う新しいワインが、白と赤でリリースされていました。白はヴィオニエの樽醗酵・熟成、シチリアのシャルドネ的なイメージなワインで果実味が強く、面白いワインでした。赤はサンジョベ、カベソ、プティヴェルド、のブレンドです。 ロッソとブルネッロ、変わらずに綺麗で良い造りです。特にブルネッロの2008年は素晴らしかったです。

8.サンジェルバジオは3月にも来日をしておりましたし、簡単な試飲とお話で終わりました。来日後、暫くしてからのドイツの試飲会で体調不良になったらしく、ルカにも気を付けて貰いたいです。

9.ペッケニーノですが、彼も新しいワインを造っています。それがなんと、ピノネロでした!もちろん、初リリース(3000本生産)でヴィンテージ2012年、ひじょうにフレッシュでピノらしいイチゴ感が満載でした。オルランドは少し酸が足りない、と、言っていましたが、私には十分美味しかったです・・・! これは6月からのリリースだそうで、日本に登場するとしても秋以降になりますね。まぁ、時期的には丁度良いかと思ますし、少し熟成をした方が良いワインです。 ドルチェットの3種とバローロの2種は、ひじょうに良かったです。このレベルになると、まぁ、安定をした美味しいワインが毎年リリースされますから安心です。 これは個人的な意見ですが、私が近年(この2-3年内)で飲んだ数々のバローロの中で、ペッケニーノが造っている、画像にもある2つのバローロですが、本当に素晴らしいと思っています。 これは自分で仕事をしていることを差し引いても美味しいです。 最近はネッビオーロベースの良いワインを飲む機会にも恵まれて、有名なワインも何種類も飲んでいますが、モンフォルテにあるコステはの畑は素晴らしいと思います。これを読まれた方、ぜひお試しください!!
8 Apr 2014 2-200

10.スカリオラでは10種のワインを試飲しました。スプマンテ2つ、バルベーラ3種、ブレンド1種、モスカート2種、甘口2種です。 この蔵のヴォロ・ディ・ファルファッレと言うモスカートダスティは、私が扱っている甘口ものでは、トップクラスの質を持っています。毎年、ひじょうに美味しいです!また、ベースのバルベーラのフレム、ブレンドのアゾード、この2種が良かった! この蔵はもう少し私も頑張って、市場へと広めないといけませんなぁ・・・。
8 Apr 2014 2-400 8 Apr 2014 2-300
左はブレンドのアゾード、右がヴォロディファルファッレ

と言う事で、3日目も終わりましたが、こうして自分のノートを読み返していると、「真剣に試飲をするのは、本当に大変だな」と思います・・・(@_@)   次は最終日ですね。。。



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ヴィニタリー3日目 パート1

久々の更新になりますが、5月8日から18日まで、カンティーナディボルザーノの来日イベントで時間を全て取られておりました。 これからも気長にやるつもりですので、適当に宜しくお願いします。

3日目は比較的時間が取れましたが、訪問するワイナリーの数は多いですから、気が休まる訳では有りません。。。3日目に訪ねたワイナリーは次の通りです。この日も試飲に次ぐ試飲です・・・!!  パート1では、最初の5軒のワイナリーの感想を書いておきます。

1. テヌータシリオ(シチリア)
2. チロビオンディ(シチリア)
3. ポッジョアモレッリ(トスカーナ)
4. ドンバッコ(ヴェネト)
5. コルティフィガレット(ヴェネト)
6. サンファビアーノカルチナイア(トスカーナ)
7. ラ・フォルトゥーナ(トスカーナ)
8. サンジェルバジオ(トスカーナ)
9. ヴィッラピッロ(トスカーナ)
9. ペッケニーノ(ピエモンテ)
10. スカリオラ(ピエモンテ)

1.テヌータシリオは、エトナで生まれ育った家族が代々ブドウ栽培をワイン造りをしています。公式の記録でも1815年からですから、来年で100年目を迎えます。 近年、シチリア以外の資本が入ることの多いこのエリアで、これだけ長い間続いている家族も、今では珍しいことでしょう! このワイナリーのトップキュベである「アルタクォータ」ですが、このワインに惚れ込んでこちらのワイナリーの扱いを決めたほど、素晴らしいワインをリリースしています。 今年新しくリリースするワインで、ひじょうに良かったのは「1815」とワインに表記をしているエトナロッソ2011年とビアンコ2012年です! 赤はひじょうにエレガントでキレイなワインに仕上がり、白はミネラル質に蜂蜜のニュアンスが入り、かなり美味しく感じます。ぜひ、お試しください!!
8 Apr 2014-100

2.チロビオンディ、こちらもエトナでワインを造っていますが、シリオ同様に歴史はひじょうに古く、エトナでも最も古いカンティーナの1つに数えられています。 現オーナーのチロは、元々はミラノで設計の仕事をしておりましたが、故郷に帰る事を決めてエトナに戻ってきました。よって、今のスタイルになったのは2000年代に入ってからですので、ワインとしては新しいエトナのワインと言えるでしょうか。。。 所有している畑も小さく、生産本数も僅少、各クリュ名を名乗っているワインのクオリティはひじょうに高いです。 今回のヴィニタリーで試飲したワインは、まだバレルサンプルで評価を出すのは難しいのですが、チステルナフオリと名乗るエトナロッソ2012年はポンテシャルが素晴らしかったです!!

3.ポッジョアモレッリと4.トンバッコは共同出展をしています。3.はキャンティクラシコを作り、4.はプロセッコをはじめとして、数多くのワインを造っています。 アモレッリはリセルバ2011年が、トンバッコではソービニョンがなぜか美味しかったです。

4.コルティフィガレットですが、相変わらず素晴らしいワインをリリースしておりました!やはり、ここのリパッソは素晴らしく、試飲をした2012年ヴィンテージは、オーナー・マウロ氏が「過去最高の出来栄え」と言っていたほどです。いやぁ、美味しいです!!
8 Apr 2014-200

5.カルチナイアですが、グランセレチオーネレンジから、初リリースするチェッロレ2010年が抜群に良かったです! 今年のヴィニタリーのトップと言っても良いほどのレベルで、将来性を含めて最高のヴィンテージと言われている2001年に近くなる可能性も秘めております。 もちろん、全てのワインで良い出来でしたが、今年はチェッロレ2010年で決まりです!!
8 Apr 2014-300


以上、3日目の半分ですが、フィガレットのリパッソとカルチナイアのチェッロレ、ぜひお試しください!!

Tag:ワイン  Trackback:0 comment:0 

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