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カンパニア州 カンピフレグレイ訪問

17日から20日までカンパニア州カンピフレグレイ地区を訪問してきました。ナポリの郊外・北西部に位置する火山地帯で、今でも活火山が数か所から煙を出しています。名前のフレグレイはギリシャ語で「燃えている」、「火炎」という意味で、当時から活発な火山地帯だった事が分かります。火山地帯ですから当然温泉も数多く湧き出ていて、温泉を利用した当時の遺跡が近郊にかなり多く残っていますし、ローマ人の富裕層や貴族の別荘が数多くあった場所でもあります。
20 Giugno 2011 Campania 021
ローマ時代の遺跡・テルメロマーネ

私たちはバイア(BAIA)と言う港町を拠点としてエリア一帯を周りましたが、主目的はエージェントを務める”カンティーネ・ファッロ”を訪問する事でした。仕事を始めて7年近く経ちますが、一度も都合が合わずに訪問した事が無かったからです。オーナー・ミケーレ=ファッロ氏からもクレーム続きでしたので(苦笑)。
20 Giugno 2011 Campania 100
The Boss・ミケーレ=ファッロ氏

さて、このエリアの最大の特徴ですが、紀元前からの火山地帯で今でも活火山が街のすぐ近くにあります。が、フレグレイ地区の火山は歴史上、噴火をした事が無いそうです。その火山灰からの砂質土壌のお陰でヨーロッパの葡萄栽培に壊滅的な被害を及ぼした”フィロキセラ”が侵入しなかった事が挙げられます。よって、カンピフレグレイで栽培されている全葡萄品種がプロフィロキセラの原木と言う事になります。おそらくこれだけ広範囲に及ぶプロフィロキセラの葡萄畑の有る場所は、ヨーロッパではここだけと思われます。特にファランギーナ種はDNA鑑定の結果、このエリアが原産品種と認められております。
20 Giugno 2011 Campania 050
ソルファターラ火山
20 Giugno 2011 Campania 061
砂浜のような葡萄畑の土壌・野菜と混植です。

カンピフレグレイでは、白ブドウのファランギーナ種、赤ブドウのピエディロッソ種、の2つが主体となります。砂浜のような白い火山灰土壌から作られるので、アルコール度も抑え目でワインとしてのボリュームは大きくは有りませんが、ミネラル感豊かな果実味と酸味が特徴ですから、少し日本酒的なイメージには近いでしょうか。内陸部のベネベントやアヴェリーノエリアで造られる白とは全く印象が異なります。日本的に言えばミネラリーで繊細な白ワイン、と言う表現が適切かもしれません(笑)。
20 Giugno 2011 Campania 042
火山の火口に出来た湖。湖畔に葡萄畑、奥には海が見える。

とにかく、魚介を基本とした料理には抜群の相性があります。これほど快適に料理とワインを楽しんだのも久々のような気がする程でした。日本市場におけるカンパニア州のワインは、内陸部やナポリよりも南側で造られるワインが多く見られますが、私はこのカンピフレグレイで造られるワインを、今後は注目して行きたいと思います。それだけの魅力が溢れているワインだと感じた次第です。
20 Giugno 2011 Campania 004
バイアの港町。ホテルからの景観。
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